2025年04月02日

宗吉史跡まつり



 手しごと市と同じ日に、三野町では「第14回、宗吉史跡まつり」、
こちらは午後になって出かけた。






 友人のMさんが陶器の展示販売を行っているので顔を出す。
毎度のことだけど、やはり気になるところだね。




 しだれ桜が満開の中、アトラクションは始まっていた。





 女性だけのメンバーによる和太鼓演奏、女性だけってのは少ないのでないかな。

楽しそうにしてたのがいいね!




 そして恒例となった口笛演奏、僕も何回か聞いたが、いつ聞いても「いいなあ」 って思う。
すてきな音色にうっとり。

でも、歳がいっても声帯はあまり変わらないのかな?
どうなんだろう ・・・



 アトラクションの合間に各ブースを覘いて回る。
焼き物の展示販売が6グループ。

 それぞれに個性があり、面白い。
「これいいなあ~」というのがあったが予約済だ、残念。



 Mさんらの作品は被災地の支援に使われる。(能登、大船渡)
自分達の懐には入らないが、作品が評価され、またそれが被災地の困っている人たちの役にたつ。
心は豊かになるね。
「ええこと(良い事)してるわ」

その他、被災地支援支援販売バザーもうどんや寿司、焼き鳥飲み物など数店舗。
早くから来てる人も昼食に困らないね。


 そして特別公演は 「能」
まず、地元小学生(新6年生)による小謡、「宗吉瓦窯」
 この地で焼いた瓦が、藤原宮の屋根に使われるため送り出される様を謡っている。

練習の成果が出て、上手に謡っていたよ。



 その後、能の始まり。
今回は「経政」(つねまさ) (平家物語より)

 琵琶の名手として知られた経政(平清盛の孫)の魂を慰める管弦講が仁和寺で行われ、弔いに感謝して経政の霊が現れる。

生前の文化的生活を懐かしみ、修羅の苦しみを見せまいとする恥じらいを優美に描いた舞である。

 能って難しそうに思えるが、言い換えれば日本版のミュージカルかも知れないね。
約600年前から続く古典芸能だ。

約1300年前(西暦694年)に藤原宮の瓦を焼いて納めた地で、古風な舞を鑑賞できる。
しかも無料。

 日が陰り少し寒くなりだしたが、300人以上の観客は最後まで見ていたよ。
終われば大きな拍手。

 たまには古(いにしえ)に想いを馳せ、こういうものを体験するのも良いんじゃないかな。
一時ではあるが、せわしい日頃の生活を忘れさせてくれる、そんな気がするね。

 関係者のみなさん、お疲れ様でした。
ありがとうございます。

 






 

   


Posted by 風(ふう) at 12:13Comments(0)イベント、講演会

2025年04月01日

手しごと市 in 本山寺

 春になると、あちこちでイベントが増えそうだ。



 その一つ、本山寺の「手しごと市」に妻と出かけた。
僕は初めて見に行ったが、今回が4回目だって。

 門前の駐車場はお遍路さん用に空けてるので、「市に来た人は臨時の駐車場へ」、ガードマンが誘導する。

そして門をくぐるとすぐにテントが数十ならんでいた。



 お客さんも結構多いね。
さてさて、どんな物があるのかな?







 一つ一つ覘きながらチェックすると、食品もあれば刺繡や絵、陶器など色々。
見て歩くと楽しいね。



 参道の片側を見て、本堂の近くまで来たのでお参りもする。
  (写真、本堂と五重塔)
市だけ見て帰るってのは失礼だよね。
やはり春、お遍路さんも5,6人来ていたよ。

 五重塔の前あたりは食べ物コーナーになっていて7,8人並んでいたブースもある。
僕は並んで待つのは好きじゃないので、興味がありそうな物もあったがスルーする。



 残りの半分も見る、出店数は54もあったんだ。

関心があるものを挙げると、スプレーアートの体験。(左写真、出来上がりの絵)
子供たちが教えてもらいながらやってたが面白そう。

 でも中学以来、絵を描いたことが無いので、自信が無くやめちゃった。



 他に刺し子やアクセサリー、多肉植物、バッグなど。
女性が好みそうなものが多かったね。






 でも一番売れていたのは食べ物みたい。
やっぱり食い気が勝つのかな。



 期待してた木工品はあまりなく少しがっかり。

それでも半日をゆっくり過ごせたよ。

 会場は本山寺のご好意で借りているそう。
出店者のみなさん、実行委員会の方々、ご苦労様です。

機会があれば、また来てみたいね。

 
 
  


Posted by 風(ふう) at 20:46Comments(0)イベント、講演会

2025年03月21日

松峯山登山と史跡巡り

 「まちづくり推進隊みの」、里山の日に登山会が行われた。
参加者は約30名。


(集合写真、バックが松峯山)

 家族ずれの人もいて、楽しく半日を過ごせたよ。






 まず最初に記念植樹、集合場所のすぐ上にある畑で10数本を植える。

小さな3歳の子も鍬を持ち「よいしょ」と土を掘る。
スゴイね! 両親も嬉しそうだったよ。



 そして登山に出発。
松峯山は標高115m、初心者でも登りやすい山であるが、花崗岩で滑りやすい場所もあり、注意は必要だ。




 この山は「天空の椅子」(右写真、後ろが絶壁)や「寝モアイ」(下写真)など奇岩があり、面白い所である。












海が近いため、頂上からの見晴らしは良く、天気が良ければ瀬戸大橋も見えるよ。

 この日は遠くがぼやけていたけどね。

 花崗土は下りの方が滑りやすいので、小幅で歩くようにアドバイス。


 全員ケガもなく下山し、希望者は近くの史跡探訪も行う。
(歩いて約1時間程度)

 元教師だったMさんの説明を受けながら、厳島神社(弁天様を祀っている)へ。

僕らは弁天池と言っているが、近年、池の中にあるのは珍しいと思うよ。



 そして隣り自治会の金蔵古墳(山のすそ野にある)へ、
昔はこの近くまで海だったので、人口も少ない所に古墳がある。

 かなりの権力者だったのかな?
重機の無い時代に大きな石を上に載せるのは大変だったと思うよ

 (現在は海から4km程あり、水田が広がっています)


 たまには昔に想いを馳せながら、こうして探索するのも良いね!



 

   


Posted by 風(ふう) at 22:12Comments(0)イベント、講演会

2025年03月19日

河津桜、案内板とベンチを設置

 先日の花見用ベンチを設置。
そして案内板も取り付けた。



 案内板は県道沿いに写真入りで取り付け。
初めてなので、その方が雰囲気がよくわかるかな、と思ったから。

A3のラミネート張り、下にA4の地図を入れ、「ここから徒歩で5分」と記入。
駐車場はすぐ前にある。



 道が狭く、上には車を置くスペースがないんだなあ。
5分くらいなら歩いてもらえるんじゃない。

 登山を兼ねてもいいけどね。




次にベンチの設置。
道沿いの空き地はあまりないので、置きやすい場所を選び、8カ所。
MさんやOさんが手伝ってくれ、合計13台設置したよ。



 おまけとして自然風の丸太ベンチも置く。
近所の人から古いブロックをもらったので、それを土台代わりにし、桜の邪魔になって切った木を上に載せる。
少し細いが2本置き、丸太ベンチとする。

 自然っぽくて いいんじゃないかな。
 ログハウスで遊ばしていた、太い木も縦に置きスツール風にする。



 遊び心のある方が楽しめるかな。


 寒波で遅れていた河津桜も8分咲き、見ごろを迎えた。





 海の見える場所にもベンチを置く。
ここからは瀬戸大橋の橋脚も見えるよ。






1km程離れた場所に、近年有名になったHさん地の河津桜(左写真)があるが、それを見た人たちに、こちらも来てもらえれば嬉しいね。

 まだ木が小さく比較にならない点もあるが、並木道として散歩するにはいいんじゃないかな。

450mの桜並木、適度に坂もあり、良い運動になると思うよ。

 興味があればおいで下さいな。

 場所は、三豊市三野町吉津、県道720号線を仁尾町へ向け走ると吉津峠があり、上がり始めたUカーブの所です。

Hさん地の河津桜へ行く県道を数百メートル仁尾方面へ進むとあります。

上り口、八柱神社の神事場と境内を駐車場として利用できます。


 今回の状況を見て、良ければもう少しマシな案内板を作ろうかな。

  


Posted by 風(ふう) at 13:22Comments(0)DIY里山

2025年03月07日

花見用のベンチ作り

 寒波の影響で河津桜の開花も遅れているが、少しづつでも準備を、と思っている。

 先日、知り合いに桜の事を話すと、「小さい子がいるのでベンチはあるの?」、と聞かれた。
う~ん、真平山の河津桜は並木道になっていて、一カ所でずっといる所ではないのだが・・・。

 言われてみれば、散策中でも休む場所はあった方が良いね。
以前から大きな丸太ベンチ(手作り)は置いていたが、かなり傷んでいる。

 また、コースは約450mあるので、数カ所にある方が休みやすいね。

そこで先日、Mさんが教えてくれた塩江町の製材所へ行ってベンチを買ってきた。
片道約50km、遠いけれど、そこには買いやすい価格で小さなベンチを売っているのだ。



 今回のように早くしたい時は、一応出来上がっているのが魅力。
また、地元の木(杉と檜)を使っているってのもいいね!

(軽トラに積み持ち帰る)

 自分で作るとしても、材料費でそれ以上かかりそうだ。
(端材で作るから安いのだろう)



 そのまま使えない事は無いが、持ち帰って4隅をカットしアール取り、尖った角でケガをしないように。






表面もノコで切ったままでザラザラ、サンダーをかけ、ある程度きれいにする。 
(白っぽい所がサンダーかけ後) 



 ところが、うつむき姿勢でやっているとだんだん腰が痛くなってきた。
何かいい方法はないか?

 腰を曲げなければいい、それなら2段重ねにすれば良い。
楽になったわ。



 そして塗料塗り、約ひと月の間には雨の日もあるだろう。
取りあえず、表面だけでも塗っておこうと、薄めの防腐塗料をぬった。

 ペンキでもいいが、できれば「木目が分かる方が自然らしい」、と思ったから。

木の皮もそのまま残すと味がある。
いずれは剥がれるだろうが、それでいいんじゃないかな。




 乾かすため山小屋のテラスに並べると場所がいっぱいになっちゃった。


 日曜からの雨でベンチの設置を見送ったが、来週も予報はまた雨らしい。
ベンチの置き場所を決め、雨がやんでから運ぼうと思っている。

桜を見に行ったら花が数輪咲いていた。 のん気にはしておれないなあ。

  


Posted by 風(ふう) at 21:54Comments(0)里山

2025年02月27日

エンディングノート再考

 最初にエンディングノートを書いてから5年以上経つ。



以前、妻は「そんなの見たくない」と言って、そのままになっていた。
縁起でもない、と思っていたのだろう。

 最近になって、「どうしたらいいか、子どもに伝えて欲しい」と言い出した。
70歳を過ぎ、体調管理に対する自信が薄らいだようだ。



 内容をチェックするが、以前とあまり変わりはない。
つまり気持ちに大きな変化がないって事だね。

 僕の場合は
 ① 延命治療はしなくていい。
     (自然に逝きたいから)

 ② 入院や治療は、自分の年金や貯金で賄える範囲で良い。
     (家族の負担を軽減する為)
 ③ ガンを含め、病名、余命は本人に知らせてほしい。
     (残された時間を有意義に過ごすため)   など




 これは個人差があり、どれが良いってもんじゃない。
各人が「こうして欲しい」、という事を書けばいい。






 そして財産に関しても決めておいた方が良さそう。
残念ながら、僕には財産と言える程のものが無いので、一般的な法令に従ったら良いかな、と思っている。

 ・ 先祖からの財産である土地は後継ぎになる人が所有者になれば良い。
    (最近は農地の価値が下がっているが、あれば自家用の米や野菜などが自給自足 
     できる、と僕は思っている)

 今の情勢を考えてみると、国の食料自給率が低いままで外国に頼っていると、天候異変や戦争などで食糧危機になってもおかしくない。
そう思えるね。

 なお、エンディングノートはそのままでは法的な力がないので、遺産相続などは公証役場でしてもらった方がいいと思います。
 (家族間のもめ事をなくすため)

(僕の場合は、自分の葬式費用+α程度しか残らないので、「そこまでしなくても」、って感じです)
自分の葬式費用くらいはなんとかしないと家族に申し訳ない、と思っているけどね。

 その代わり、古い母家の屋根吹き替えは済まし、その他修理なども子供たちの負担を減らすべく、しておこうと思っている。



 また、病気や事故、痴ほう症などで、本人の意思表示が出来なくなる場合もあり得る。

 (知り合いには気分が悪くなって、わずか2日で亡くなった人もいる、60代だった。 他人ごとではない)

そんな時にエンディングノートで意思表示や希望を書いて残しておけば、家族も対応がしやすいと思うよ。
(僕の場合はA4紙で2枚程度、多くの時間はかからない)

そして家族が分かりやすい様に封筒に入れて置いておく
(もちろん家族には知らせておく)

一度書けば、数年ごとに見直して、気持ちが変わればそこだけ変更すれば良い。


 70歳を過ぎたら、こんなことも考えておいた方が良いように思います。
 (もっと若い時から考えておく方が良いかも)

 まだ書かれていない方の参考になれば良いかなあ。

   


Posted by 風(ふう) at 21:30Comments(0)日記/一般

2025年02月23日

イノシシの被害

 会員のAさんが見返り坂へ行くと、登山道がガタガタ。
「イノシシに掘られてワヤだ」、との連絡があり、見にいくと派手にやられているわ。



 以前にも被害はあったが、今回はその倍以上。
ひどい所は8m位の長さで幅50cm、深さ50cmほど掘られている。





 大きな石はブロック大で20kg、牙で掘るのだろうがすごい力だね。
木の根っこでも食べるのか?

 でも感心してる場合じゃない。
活動の予定を変更し、修理をすることにした。



 6人のメンバーが集まってくれ、ツルハシ⛏、鍬、スコップなど道具を持って現地まで上がり対応。





 掘られた石を端に並べ(右写真)、中に土を戻す。
谷側へ土を落とされ、足りなかったが、歩くには支障がない程度に修復できた。




 前より少し歩き難くなったが、まあ良しとするかな。
参加してくれた会員に感謝。
ありがとう!

 やはり人数が多い方が捗るね。



 途中の休憩時は、景色の良い所で一休み。
(中腹、標高約140m)
讃岐山脈(一番奥の山)や大麻山、讃岐富士(飯ノ山)などが見えます。

 天気の良い日は景色もよく見えますので、興味があればおいで下さいな。

   


Posted by 風(ふう) at 22:24Comments(0)里山

2025年02月09日

たまには読書を


 ここ数日は寒いさむい、冬将軍の到来で、庭に薄っすらと雪化粧の日もあった。







こんな日は炬燵が良いね。
ゆっくりしようと、久しぶりに娘が借りてきた本を読む。



腰の負担を減らすべく、背もたれ椅子を使って。








 本は、養老孟司さんの「庭は手入れをするもんだ」

 彼が虫好きなのは知っていたが、庭の手入れも関心があるのかな?

読み進めると、ちょっと違っていたね。

 でも、将来の日本をどうするか?
日本に健全な森をつくるには、大きなテーマである。


 「人の多い都会が家なら、山は庭だろう」、彼の言い分である。

いつも人工物に囲まれ、人工照明の下で、風もなく、お日さまの位置もわからない。
そんな暮らしを続けていていいのか?

 僕が思うには、便利快適を追い求め、自然と乖離した生活をしている人が増えすぎたのでないかな。
「米は欲しいが、田んぼは要らない」という若い人もいるくらいだ。

 現在の日本人は自分が食物からつくり出すエネルギーの40倍の外部エネルギーを消費しているそうだ。

 人間は煮炊きをし、暖をとる必要がある、命にかかわるから。
そして森のありがたさを知らないので、石油が減り燃料がなくなると、木を伐り尽くす。

 だから森をコントロールするルールをつくらねばならない。
バランスよく森を残す使い方を今こそつくるべきだ。

 今の段階で「森とどう付き合っていくか」、キチンと決めておかないと取り返しのつかない自然破壊が起こる。
彼はそれを危惧している。

 国土の67%が森林で、その4割が里山と人工林。  

 どのくらいの年数でどのくらい木が成長するか、をデーターとして把握し、それを常識にしておく。
そうすれば、本当に石油が枯渇する状況になっても、「そんなに木を伐ってしまったら将来持たないだろう」、と説得ができる。

 家計と同じで、「お金を使いたいと言っても、お父さんの給料がこれだけだから、こうやって使おうね」、という事だね。

 日本の気候や地形は植物の生育条件に恵まれている。
これだけ木が生い茂る国なのに、木材の自給率が2割程度なのはおかしい。

 安い外材に押され、林業が成り立たなくなったのだ。
その一方で「世界の森林を破壊したのは日本だ」、と言われている。

 よく「自然(環境)に優しく」、と言われるが、海外の木を伐りあさっている現実を知らない日本人が多い。

 日本の文化は自然との折り合いが非常に良い、と言われてきたが、近年は少し怪しくなっている、と僕は思う。
若い人たちは生活と伝統文化の間に断絶が深まっている、そんな気がする。

 では日常生活の中に自然をどう取り入れていくか?
都会の人が一か月ほどの長期休暇を取り、田舎でのんびりリフレッシュ。
農林業体験なども行う。 (有給休暇の利用)

 みんなが順番に行えば仕事の効率も上がり、田舎も潤う。
彼はこれを、「現代の参勤交代」、と言っている。
面白い案だね。

 現在の日本で、最大の問題はエネルギー問題だ、と彼は言う。
化石燃料は有限で、将来必ず無くなる。 

 「う~ん、良くわかるが、これは大変なことだなあ」

 僕らの世代はいいけど、これからの若い人や、これから生まれてくる子供たちに何を残してあげられるか?
出来るだけ、今の化石燃料使用を減らし、再生可能エネルギーの普及を進める。

 それをわきまえ、身の丈にあった生活に改めていくしかない。

 将来の日本をどうするか考え、日本に健全な森をつくる。

 目先の事ばかり考えている国会議員に、この本を読んでもらいたいね。
古代文明は森の木を伐り過ぎて滅びたようだが、現代人も2の舞にならないように願いたい。

僕も「本当に必要なものは何か?」 を考えていくようにしたいね。

 みなさんも関心があれば読んでくださいな。

  


Posted by 風(ふう) at 08:07Comments(0)

2025年02月07日

内戸の取り付け

 妻曰く、「玄関から廊下に風が抜けて寒いよ~」
歳と共に寒さに弱くなったようだ。


 元々玄関から上がった所には戸を入れられる様になっていたが、60年間無しでやってきた。
誰も必要と思っていなかったのだろうなあ。

 今回、そこに内戸を付けることにした。

 5年ほど前、近所の人が空き家を解体する時、ガラス戸をもらっていたので、それを利用する。

でも、サイズは小さめ(1,5間で4枚戸)



 今になって、「あの時1間で2枚の戸をもらっておけばピッタリ」、と思うが「遅かりし由良之助」だ。

取りあえず2枚を取り付けてみる。
大きな隙間ができるが、まあ、いいかなって感じ。




 ガラス戸の高さが少し低いので、鴨井の溝に合わせ上に板を咬ませて打ち付ける。
カサ上げだ。

これである程度マシになったかな。
1週間ほど前の事だ。



 ところがこの数日、寒波で急に寒くなった。
玄関を開けると、風が吹き抜ける。

何かいい方法はないか?

あれこれ考えているうちに、フッと思いついたのが、3枚目を鴨井と敷居の端にL型金具で固定する方法。





その戸は動かせないが、戸の開閉に困らずに全部戸が入る。

 戸の寸法が違い、体裁は悪いが、その辺は我慢しよう。
実用性を優先だね。



また、3枚を1カ所に寄せれば出入りもしやすくなるってもんだ。

 これで1件落着だね。

 何てったって、費用が掛からなかったので、妻も喜んでくれたよ。
  


Posted by 風(ふう) at 09:58Comments(0)暮らし/エコDIY

2025年01月27日

大木の伐採



 畑の隣地との境にクヌギの大木がある。
(右側の太い木2本)
樹齢は不明、おそらく2代前位に植えたのではないかな。

 昔の人は境界の印に木を植えていたようだ。
高さは20m程あったが5年前に切込んだ。
高さ5mの所で、直径40㎝位あったよ。

 ところが、その後も枝が伸び10数mになり、隣地工場の屋根の上まで伸びる。

 僕もだんだんバランス感覚が悪くなり、高い所に不安を感じるようになりだした。



この際、思い切って切り込もうと、昨年の11月、5m以上の枝を切り払った。
冬の強風で、折れないように。

 1月になり、知り合った丸亀のKさんから「クヌギの木が欲しい」という話を聞く。
原木シイタケを栽培しているそうだ。

 それならば、と下見をしてもらったら、太くてもOK。
この機会に元からの伐採を決めた。

 切った木を有効に活用してくれるのは環境にも良いと思うよ。


 話は進み、昨年枝を切ったまま放置してたのを片付ける。
思ったより多く、その枝など(直径5cm以下)が30m先まで並んでしまったよ。
(太い木はKさんに持ち帰ってもらうべく別にしておいた)

 その後、一番太いのを残し、他の枝など5本を切り落とす。
これらも太さは30~50㎝ほどあるので1本で数百㎏になるだろう。

 最後の幹は直径80cm以上ある。
僕のチェーンソーでは無理だな。



 でもKさんはバー(刃)の長さが1mの大きなチェーンソーを持ってきた。(写真、玉切り中)
写真やテレビで見たことはあるが、実物を見るのは初めて。

 やはり重いね。
何故こんな大きいのを持っているか?

彼は自衛隊で山火事の時、延焼を防ぐため木の伐採などを行っていたので慣れているのだ。
今も木の伐採や家の解体など、仕事で使う時があるようだ。



 倒す方向を決め、チェーンブロックで引っ張りながら切っていく。
チェーンソーも3台使い、焼かないように交換しながら。
(写真、切った木の株と幹)




 無事 倒れるともう一度ワイヤーを掛け、斜面で転がり落ちるのを防ぎ、玉切りをする。
そのままだと1トンを超えるが、3つに分けると500㎏程度、ユニックで吊りやすくなる。

 僕が切った木も含め、5トン以上、3トン車で2回に分け運び出す予定である。

 ついでに近くのカシの木も切り込んだ。
隣地の事務所の壁まで枝が伸びていたのだ。



 それまでトンネル状に枝が張って鬱蒼としてたのが明るくなったよ。







 太い木はユニックで吊りKさんが持ち帰る。

残りの片付けはボチボチだね。
(3cm以上の枝は薪にする予定です)

  


Posted by 風(ふう) at 20:36Comments(0)暮らし/エコ

2025年01月24日

新しい日記帳



 日記をつけ出して15年になる。 
内容は大したことはなく、その日の事を箇条書きで数行書くだけ。
まあ、ボケ防止というところかな。

 後で見ることもあまりないが、田植えとか何かあった時、いつだったかな?、とたまに見る程度。

 孔子のように「日に三たび吾が身を省みる」なんてとても無理ムリ。
ボケ防止と漢字を忘れやすいので思い出して書く程度。

 漢字って読めても書けないんだなあ。

 この歳になって気づいたのが、ヘルペス(帯状疱疹)や熱中症、コロナなど病気になった日を調べるのに役立った。
病院で聞かれるんだ。

 最初は10年日誌(最初の写真で赤)、次が5年日誌(黄色)、それが去年で終わり、今年になってどうしようかと思っているうちに10日が過ぎた。

 退職時に受けた人間ドックで寿命が83歳と出たので、あと5年あるかどうか? という想いもあり迷っていた。
それが当たるかどうか分からないが、ボケ防止で続けてみようかな。

 本屋へいってみると、思ったより値段が高くなっている。
最近は何でも値上がりするもんね。



 この際、大学ノートにしたら何時でも辞められる。(写真、右が日記)
安上がりだしね。

 という事で、正月など分かっている事は書き、分からない日はスル~する。

厚めのノートにしたが、他のノートと区別がつき難く、味気もないので表紙をデコることにした。

 最初の10年が赤で、次が黄色、信号と同じだと今度は青となるが、なんか順序が逆みたい?



 まあ、細かい事は気にせず、適当に。
てな事で決まったのがこれ。
Ⅾiary と印刷したので日記っぽくなったかな。





 一応5年としたが、どうなるかは分からない。
これからもボチボチと書いていきますわ。


 これを読んだ方で、少し物忘れをし出したな、と思われる人にはお勧めかも?
1,2行なら苦にせず書けると思いますよ。

   


Posted by 風(ふう) at 20:11Comments(0)日記/一般

2025年01月21日

夢に向かって微笑みを

 西部グループの方針に、「働く人をほほえむ人へ」というのがあるそうだ。

 ご存じのように西部グループは鉄道やホテルなどの経営を行っている。
「出かける人をほほえむ人へ」のビジョンを掲げ、そのためには社員も笑顔で働かねばお客さんを笑顔にできない。

働きがい(エンゲージメント)や働きやすさのある職場を目指す、って事かな。

 これはボランティア活動のヒントになりそうだ。

職場には給料という報酬があるが、ボランティア活動にはそれが無い。
悪く言えばタダ働き。

 ならば、やり甲斐や楽しみが無いと人は関心を示さない、と言えそうだ。

やり甲斐、それは人それぞれ違いがあるが、ボランティアをする人は、人に楽しみを与えることに喜び(やり甲斐)を感じることができる人でないかな。
僕はそう思っている。

 では楽しみは?
僕自身、草刈りが苦にはならないが楽しいとは思っていない、しんどいからなあ。
やった後、きれいになれば嬉しいけどね。

とすれば、その後楽しい事をする、も必要かな。

 僕らも山小屋で、お疲れさま会をやり、一杯飲むこともある。、
この時はワイワイがやがや、楽しいね。

 でも毎回ではない。
活動の中に、何か楽しみになる事を取り入れることができれば、と思っているが、現状では作業だけで手いっぱい。
休憩の時にお茶やおやつを食べ雑談するくらいかな。

 さてさて、どうすればいいか?



そんな折、テレビで「新プロジェクト✕」を見た。
タイの大洪水(14年前の出来事)で日本企業、現地工場の多くが被害にあったとき、タイ人が「笑顔で戦おう」と言ってた。

実際は辛くて夜泣いていたそうだが、みんなの前では笑顔で振舞うポジティブな考え。


(右写真、水に浸かった工場)

 そして山田さんら各社の幹部が力を合わせ、タイ人の従業員を5千人、一時的に日本で働かすべく政府と交渉し実現。

その間に現地工場の復旧作業も行い、無事に再稼働ができた。
(一部の会社は断念したが、従業員の再就職をフォロー)

 「すごい事だねえ」

 これを受けて、僕も山の作業で出会った人には「笑顔で接するように」 
果たしてうまく出来るかどうか? 分からないが、まずは試みてみよう。

 プラス思考で、一歩でも前向きに!
そう思って構想を練っています。

 「真平山に、みんなが楽しめる憩いの森ができればいいなあ!」
(老いぼれ爺の夢である)











(桜の植樹をした小学生、と満開の河津桜)




 (右、桜の植樹に参加してくれた人達)
 


  


Posted by 風(ふう) at 07:04Comments(0)ボランティア

2025年01月03日

新年あけましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

 皆さん方は正月をどう過ごされましたか?
僕はあまり変わらず、元旦は地区の走り初めに参加。
(参加者は約40名)

 昨年の走り初めは指定コースを完走したもののビリ。
理由は後ろにいた人達が近道していなくなったから。


 「今年はビリを脱却するぞ」
そう思って中央より少し後ろで走り出したが、半分くらいの所で後ろを見ると1人しかいない。

10人ほどいた人が、近道で消えちゃった。
「また やられたわ」

 田の字型に道があるので、何か所も近道ができるのだ。
しょうがない、ここはひと頑張りするか。



最後の力を振り絞り3人抜き、ビリにならずに完走できたよ。(右、ゴールの伊予神社)
少し汗をかいたけどね。






 そして僕らの氏神様(八柱神社)にもお参り、毎年の事である。




 午後は妻と善通寺へ参拝。

太子堂はずらっと人が並び、中門前まで。
30分ほど並んでお参りできた。

 「今年は家族みんなが健康に暮らせますように」
そうお祈りしました。 これが一番だね。


 2日は旅友4人+1人で箸蔵山へ
Hさんのお誘い、彼は数十年ぶりとか。
僕も十年位前になるなあ。

 数年前にできた猪鼻トンネルを抜け、少し引き返すと箸蔵山へ着く。

 歩いて上がる事も出来るが、体力と時間がない。 
やはりロープウエイかな。
高低差341m、全長947mを4分ほどで行けるのは楽でええわ。

 ここは真言宗の別格本山 箸蔵寺。
弘法大師が修行をされた折り、金毘羅大権現のお告げをを受けたそうで、金毘羅さんの奥の院とも言われている。


 標高600mの山頂にある本殿は国指定の重要文化財になっている。
前から外陣(げじん)、内陣、奥殿とあり、斜面の為建物の高低差も11mあるそうだ。





そこまで行くのに般若心経昇経段と呼ばれる長~い階段。
見上げるだけで「うわ~」となるが、隅に刻まれている般若心経の文字を唱えながら上がると何とかなるもんだ。

 本殿前は年末に降った雪が残っていて、ひんやり。
凛とした気持ちでお参りできたよ。



 他に薬師堂、護摩堂(写真)など30位の建物があり、ゆっくり歩いていると、空気が澄んでいて心地よい.

 ゆったりと流れる時間が日頃のバタバタを忘れさせてくれる。

「来て良かったなあ」
そう思える場所だね。

 参拝者も老若男女、幼い子供を連れた若い人もいて、「日本のしきたりが繋がれているな」、と感じたよ。

 それにしても、機械のない時代に山の斜面を削って平らな場所を造り、お堂を建てる。
「昔の人は凄い事をしてきたんだなあ」

 そんな想いを後に、家路についた。


  


Posted by 風(ふう) at 20:52Comments(0)日記/一般

2024年12月27日

ワンちゃんの日向ぼっこ場



 最近は急に寒くなり、お日さんがありがたいと思うようになった。
我が家のワンちゃんも日向ぼっこをしたいと思うよ。




 でも以前に僕が作った小屋(左写真)には入ろうとしない。
入口以外は囲まれて風が入りにくく、日もあたる。
良いと思うんだけど、狭い所は嫌なのかな?




 日の当たる石や土の上で腹這いになっているので、「これでは冷たかろう」
そう思って1畳用の人工芝を敷いてやった。





 すると気持ちがいいのか、そこで日向ぼっこをするようになった。
気に入ってくれたようだ。(最初の写真)

 風のある日は寒いだろうと思うが、小屋には入ろうとしない。

 まあ、いいか。
この犬は長毛種なので少々の風では応えないのかも。

散歩のとき、僕は風が吹いていると寒くなるが、知らん顔で歩き回るもんね。
(夏は暑がり屋で、毛をカットしています)

 人工芝の上は周りが見えるのでその方がいいんだろうなあ。



 泥が体に付かないので、家族も助かるよ。
(夜は家の中に入れています)

 これで良しとするかな。




 今年も後わずか。
1年間、お付き合いいただきありがとうございました。

 今年は今回で最後とします。
また来年もよければお付き合いください。

 皆さん方にとって来年が良い年でありますように!

 寒さはこれからが本番。
お体を大切にしてくださいね。



 


  


Posted by 風(ふう) at 19:28Comments(0)日記/一般

2024年12月20日

畑の岸にブロック築き



 太陽光発電を設置している我が家の畑。
奥側、隣地との境(木の手前)が水路になっていて、谷状だ。

 草が生えると狭い所での草刈りが手間取る。
以前はマムシがいたこともあり、隣地の人に怖がられた。

 そんな事もあり、まだ動ける時にブロックの岸にしておこうと思った。
今年の春先の事だ。

 ところが4月に肩を痛め、それが少しマシになった頃、手の関節を痛めた。
自分ではまだ元気なつもりでいたが体がついてこない。



 延び延びになって、やっと11月半ばから出来るようになった。
まずは土削り、狭い場所での作業は手間取るね。




削った土は持ち上げ、畑の空きスペースに仮置き。
梯子を使っての上がり降りが大変だ。

「寒くなる前に」、気持ちはあせるが思うように時間が取れず、合間を見ながらの作業。

 半日の時もあれば1時間程度の時もある。
プロのようにドンドン進めることはできないんだなあ。

 相変わらずの一人作業だ、斜面で場所も狭くなかなか捗らへんわ。

 ブロックは目地無しで重ね合わせ、素人にはこれが楽だね。
穴にコンクリートを詰め鉄筋で補強、1個で約30kg、総重量は1トンを超える。



 幅1mもない所でブロックの勾配をどうとるか?
色々考え、板のゲージを作ることにした。

 一辺を水平器で垂直にすれば、もう一辺 (写真で左側) が勾配になりブロックをそれに合わせてセットする。
これなら狭い所でもやれる。
僕なりの工夫である。



 また、水路(U字溝)際まで土の岸があったが、削って20cm程引っ込め作業もしやすくした。
こうすれば最近の集中豪雨で水嵩が増しても、少しは流れが良くなるだろう。




 場所が狭いので、上にある太陽光発電の空きスペースでコンクリートを練ったり、材料を置いたり。
現場へは小さな梯子(三脚)で上がり降り、作業性が悪いなあ。

 でも、そんな感じで少しずつでも、作業を前向きに・・・。
やっていれば何とかなるもんだね。

 その場その場で、どうすればいいのか考えながら進めれば、ゆっくりでも進んでいく。
動きは亀のようでもカメへんがな。



 とりあえず水路に沿って長さ3、2m程、高さは約1,4mの岸ができたよ。
上流側になれば、水路が上がっているので法面もだんだん低くなり、上ではU字溝と同じ程度になる。
除草シートで対応できるね。


 この作業以外にもまだやっておきたい事はある。
年を取ると動きが悪くなるので、今のうちに出来る事をやっておこうと思っている。

 「今できることは何か?」 を考えながら。

  


Posted by 風(ふう) at 21:31Comments(0)DIY

2024年12月16日

クリスマス コンサート



 マリンウェーブでのクリスマス コンサートを知り、妻と一緒に出かけた。

ロビ-にはクリスマスツリーが飾られ、大勢の人が来ていたよ。

主催が観音寺法人会三豊支部という事で、税の作文発表もあり、「ふるさと納税」など考えさせられるね。


 そして演奏の始まり。
香川県警音楽隊は演奏の間に、交通安全や最近増えた詐欺問題にも触れながら事故や被害防止を訴える。

やはり警察らしいね。

交通事故も12月になって増え、詐欺被害も数億円と増えているんだって。












 
途中で寸劇も行い注意を促す。
警察官を名乗る詐欺が増えているそうだ。



 演奏に合わせて、旗やボンボンを使った女性のパフォーマンスも目を引くよ。
「カッコいいなあ!」

 「曲目はお楽しみに」って事で、途中いくつか紹介してくれたが、難聴の僕は聞き取れなかった。

「まあ、いいか」 生の演奏を聴き、雰囲気が感じられるので十分だ。


 そして休憩を挟み、今度はMAYOバレースクールとダンススタジオの踊り。

20人ほどの少女が、くるみ割り人形やスペイン、アラビア、中国、ロシアなどの踊りを披露してくれる。



 中には5歳くらいの子もいて、しぐさが可愛いね。
アラビアの踊りは色っぽい感じを受けたよ。

 スクール生の募集もしていたね。
興味のある人はどうぞ!



 最後は瀬戸凪ウインドオーケストラの演奏。
三豊市高瀬町にあるそうだ。

 クリスマスソングのメドレーで始まり、数曲を披露。
サザエさんの曲も出てきたよ。



 楽団員の合図で観客も手拍子。
みんなノリノリだね。

 演奏してる人も楽しそう。
こちらも会員を募集しているので、興味のある人はどうぞ!

 県警音楽隊も同じだが、こうして観客席が盛り上がるとだ楽団員もやりがいがあるだろうなあ。

 僕も日頃の事は忘れ、心も体もリラックス。
いい一時を過ごさせてもらったよ。

 ありがとう!
 


 




   


Posted by 風(ふう) at 21:02Comments(0)イベント、講演会

2024年12月05日

晩秋の大窪寺へ

 地区のいきいきサロンから声がかかり、晩秋の大窪寺へ。
参加者は15名、男女半々くらいかな。



 先日のテレビで「紅葉が見ごろ」、と言っていたので「もう終わりかな」
そんな想いで出かけたが、まだ大丈夫だった、良かったね。

 バスの道中でも山々の紅葉を楽しめる。
雑木は黄色や少し茶色っぽいのが多いが、それなりの風情がある。
そんな気がするね。
 


 そして88番札所、大窪寺。
紅葉の下、本堂への階段をゆっくり上がりながら深まる秋を楽しむのもいいなあ。
日頃の疲れが取れる気がするよ。

 本堂前、大きなイチョウは葉が落ちていたが、モミジはまだ残っていた。
まずは本堂でお参りし、景色を楽しむ。



 標高770mの胎蔵ケ峰をバックに佇む本堂は趣があるね。

 ここは四国88カ所参りの結願(けちがん)寺、お遍路さんもいたが、コロナ禍の影響か、僕がお遍路をしていた頃より人数は少ない。
でも中国人のグループにも会い、そこそこの人出。



 ゆっくり歩くにはちょうどいいかな。
太子堂にもお参りし、大きな山門(右写真)も拝観、四国巡礼最後の寺にふさわしいどっしりとした構えである。

  お昼は通りにある店で、結願いなり(赤飯入り)としっぽくうどんを頂く。
僕らは予約でスッと入れたが、当日客は10数人が並んでいたよ。



 掘りごたつ式で足を入れられるのは楽でいい。
最近は減ったが、子どもの頃を思い出すよ。

ぬくいうどんは体があったまるわ、「ごちそうさまでした」




 帰りには多度津町にある金陵の醸造所へ。
係の人から説明を聞きながら、所内を案内してもらう。

 お酒と言えば、水が大事。
この地は八幡神社の森と隣り合わせで、涸れることのない湧水があり、中硬度の良水である。
八幡神社の森は夏になると蛍が飛び交う事で知られているよ。



 お酒のできるまでは、11の工程がある。
衛生上の問題もあり、場内は一部しか見学できなかったが、彼の説明ともらった説明書である程度はわかるよ。





 瓶詰め工程は見せてもらったが、そこへ入るにも靴の泥を落とすなど、やはり気を使っていたよ。

 ちなみに「金陵」という名は、江戸時代の儒学者 頼山陽が琴平を訪ねた折り、中国の古都、金陵(代々帝王発祥の地南京)を思わせるものがあるとして、琴平を金陵と呼んだ事に由来するんだって。

創業は安政8年(1779年)、歴史ある酒屋さんである。

 最後にお酒の試飲もさせてくれた。
「吟醸酒はうまいね」、数種類を試飲し、来年の正月はこのお酒をお神酒に。
そう思いつつ帰路についた。

 この日は、日頃の作業などは忘れ、ゆっくりとした時間を過ごせたよ。
たまには息抜きをしなきゃ~ね

 バスの運転をしてくれたドライバーさん、金陵の係の人、そしてプランを組んでくれた役員さんに感謝!
良き一日をありがとう!


 




 

   


Posted by 風(ふう) at 21:15Comments(0)旅行、視察

2024年11月20日

やっと薪小屋が空いた


 やっと薪小屋が空いた。
今年の正月、能登半島の地震があり、薪ストーブの使用を妻が怖がった。

確かに薪ストーブはエアコンやファンヒーターのようにすぐには消えない。
(消火器と火災報知器は設置しているけどね)

 ムリに押し付けても、と薪ストーブの使用を中止した。
(本当は妻に頭が上がらない僕なんです)



我が家の場合、使用する薪は、薪ストーブが半分、残りは薪での風呂焚きだが、太陽熱温水器があり、夏場はほとんど薪を使用しない。
特に今年のように暑いとなおさらである。

よって薪の使用が半分になり、例年なら5月頃に空くのが、今まで残った。

その分、電気代と灯油代が増えたけどやむなし、かな。
懐とエコの事を考えるとマイナスだけどね。

 この薪小屋は3つに区切っていて、1カ所で約1年分の薪が賄える。
満杯だと3年分あるが、どこかは使用中となるので2年プラスα って事だね。



 さて、次の薪準備にかかる前に床づくり、このカ所だけ床上げ出来ていなかったのだ。

周囲より20cm程高いので、すぐに湿っける事も無いが、通気が良くなれば安心で土が付く事も無くなる。



 土間にブロックを適当に置き、もらってきた古いコンパネなどを床板とする。
あまりお金はかけないように、いつもゆとりのない僕だ。




 そして薪の搬入、奥の端はまだ残っている木のトロ箱に薪を入れて重ね、崩れ防止、壁替わりだね

その後はバラ済み、きれいに並べるとたくさん入るが無精者の僕はその気がない。
めんどくさがり屋、だ。
でも隙間があると木の乾きは良いよ。



 半年ほど前に切っておいた木を、気が向いたときに薪用に短くカットし、入れていく。
1年の間に満杯になればいいので急ぐ事も無い。
ボチボチだね。

 この地域に住んでいると薪には不自由しない。
自家の畑などに木が生えているし、山にもたくさんある。
手間を掛ければ タダでもらえる。 

 山が近い、田舎暮らしの良い点でもある。



 さぁて・・・、今年の冬はどうするか?
薪ストーブも18年経ち、そろそろ新しいのに替えた方が安心かも。
(このストーブはあったかくて良かったけどね)

 寒くなる前に考えますわ。
薪は有効に使わなくっちゃ。


  


Posted by 風(ふう) at 19:56Comments(0)暮らし/エコ

2024年11月17日

赤道の整備、土除去

 真平山の赤道(あかみち)ルートは標高100m位まで4駆の軽トラなら上がれる。
ところが今年は強風による倒木やイノシシの被害で土砂が道に散乱、などにより通れなくなった。


 倒木は僕らが道の所だけ切って除去したり、市に頼んだりして完了。

でも、道の土砂を除けないと、スリップして谷に落ちる可能性がある。
土砂にはレンガ大の石も混じるっているのでタイヤも傷む。

 そこで今月、2回の活動を行い、何とか除去できたよ。


 ツルハシ(⛏)で削り、鍬ですくって路肩の低い所へ移す。

路肩も谷側は雨で削られ、コンクリートの下が空いている個所がある。
放置するとコンクリートの陥没になりかねない。


 
 土が崩れないように石を置き滑り止め 
できる範囲で土盛りし、少しでもマシになれば良いかな。





 離れた所は軽トラに積んで運ぶ。
今回は4名での作業、削る人、運ぶ人など分担して軽トラ3杯分位の土を処理できた。





 これで車も通りやすくなるわ。
参加してくれた会員たち、お疲れ様。

 近年、ミカン畑の放置などで山へ作業に来る人が減ったが、登山者なども同じ道を通る。

やはり、ある程度整備されていると、歩いていて気持ちがいいもんね。

 また、山の災害があった場合、道がないとそこまで行くのが大変。
藪漕ぎ(藪の中をかき分けながら歩く事)すると時間もかかる。

 そんな面でも、登山道があるのは役立っている。
僕はそう思っているがどうだろう?

 会員が減り、今後いつまで続くか分からないが、会員たちの協力でやっていけたらいいね。
 

 
  


Posted by 風(ふう) at 17:47Comments(1)里山

2024年11月12日

「かがわ第九」 演奏会

 Mさんからもらった「かがわ第九」の入場券。
クラシックは難しいというイメージがあり、関心は薄いが好意に甘えて。



Mさんが合唱団で出演するので応援を兼ね、今回は6名で聞きに行く事になった。

 今年はウイーンで初演奏されてから200年目とか、これだけ続くってすごいね。
香川では36回目になるそうだ。





 レクザムホール(県民ホール)へ行くと、早くから来た人で中央付近の席はいっぱい。
僕らは前から7番目位の席に座る。





 やはり場内の写真撮影は禁止。
よって写真は入場時に受け取った冊子の一部を拝借しました。
(写真、管弦楽団)



 曲目は 
1 ・ モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」より序曲
2 ・ ベートーヴェン作曲、交響曲第九(合唱付き)

 どんな曲か? って、音痴の僕に聞きなさんな、恥ずかしい。
(自分で調べてくださいね)

 定刻になり、演奏が始まる前に指導者が会場のみなさんに、第九「歓喜の歌」を教えてくれる。
この曲が演奏される時、「みんなで歌おう」、という訳。

 「みんなで造ろう! 香川の第九」 キャッチフレーズのように盛り上げようって事かな。

 さて、演奏が始まると場内は聞き入る人で静まり返る。

指揮者は 粟辻 聡(あわつじ そう)さん、国内外で活躍してる新進気鋭の若手指揮者だそう。
管弦楽は 関西フィルハーモニー管弦楽団、20回以上この演奏会に出演しているとの事。

 曲を聴きながら指揮者の手の動きを見てると、大きく動かしたり下の方で細かくしたり、指を開いたりすぼめたり。
指揮棒は使用せず、手と指で表現する。

 50名程いる楽器の演奏者は時々それを見てる程度であるが、その動きである程度音の大きさや、どの楽器を主にしているかなどがわかる。
柔らかく優しく、とか、勢いよくなど、そして、手が止まると音もピタッと止む。

 変な見方かも知れないが、楽器奏者と指揮者の手を比べながら聞くのも面白いね。
心地よい音色で脳もリラックス。
日頃の雑念を忘れ、心が洗われるって感じ。

 第九の第4楽章ではバリトン歌手やソプラノ、アルト、テノールそれぞれの独唱。
良く響く声に、「すごい声帯をしてるな」と感心する。



 そして「歓喜の歌」でMさんら120名ほどの合唱団の声、その一部を観客も起立して歌う。
(写真は合唱団の練習風景)

僕はラララ程度しか言えないが、周りを見ると楽譜も見ずにドイツ語で歌っている人もいて 「ふ~ん」 と感心する。
「フロイデー シェーネル ゲッテル フンケン ・・・」(歌詞です)
おそらく関心が高く、何年もコンサートなどに参加してるのだろう。

 合唱団は大きな口を開け、一生懸命に歌っていたよ。
お腹から思い切り出した空気に声を乗せれば「良い音」が出るんだって。

楽団の演奏と、合唱団、それに観客席、全てが一体になって盛り上がっていく。

 「いいね!」 ロクにクラシックを知らない僕でも、素敵な音色と合唱の声に飲み込まれ、雰囲気に酔いそうになるよ。
 

終わると場内は大きな拍手に沸く。

 合唱団には小学生や中学生も数人参加していた。
また、県外からも25名が参加、熱心な人がいるんだなあ。

 第九、歓喜の歌 は自由と生きる喜び、人との交わりと愛 を讃えている。
ウクライナ戦争やガザ地区など、世界情勢が悪い中、平和を願う人たちの生きる支えになれば良いなあ。
 
 この演奏会が今後も続いて行く事を願っています。


 今回演奏会を見逃した方、丸亀町商店街(高松市)のドーム広場で大合唱会があるよ。
12月22日(日) 13時集合 (歌唱指導、14:40)
参加費は無料です
歌ったことがある人も無い人も声高らかに!

 興味があれば参加してくださいな。
雰囲気が味わえると思うよ

 

 
  


Posted by 風(ふう) at 21:08Comments(0)イベント、講演会