2017年05月20日

ヨーロッパの旅・P-2


 パリを出発したフランスの超特急TGVはスイスのジュネーブへ。
スイスはEUに不参加、でも夜遅かった為か駅でもパスポートを見せずに通過。

翌日スイスで一番大きいレマン湖とアルプス(写真)を見ながら氷河谷(大昔、氷河によって削られ出来た谷)の高速道路を走る。
青い空と山の雪がきれいだね。



 世界遺産、ラヴォー地区のブドウ畑が道沿いに続く(山の麓付近)。
こちらは日本の様にブドウ棚式にしていない、品種の違いと思っていたら、日本は湿度が高いため地面から離さないと病気になりやすいんだって。聞いてみないと分からないものだ。



 モルジュの公園ではチューリップがいっぱい咲いていた、種類の多さにビックリ。

テーシュからは電車に乗り換え標高1600mのツェルマットへ高原の町だ。



建物の雰囲気がステキ、歩くのが楽しい。

 そして登山鉄道でゴルナーグラード(3089m)に上がる。
30分かけるのは高山病を防ぐため。 右へ左へと曲がりながら ゆっくり走る。



この鉄道はレールが3本、まん中のレールはギザギザの溝、歯車式のギヤを噛む込ませながら上がるのかな。
スキー用具を持った人も乗っていたよ。

途中、チラッとマッターホルンが見えたが、すぐに木の陰で見えなくなる。

 半分位登った所でちらちらと雪、上に着くと一面の雪景色、手に取るとさらさらした雪でべとつかない、やはり冷たいけどね。
朝、天気が良く、期待してたマッターホルンは雪の中、残念!。

山の天気が変わりやすいのは日本も同じ、、チラッとだが見えたし、マングースが雪の上を歩いているのも見たし、まあ、お天道様にはかなわない、仕方ないか。



ポスターの写真をちょっと拝借してハイ、パチリ(写真)、天気が良ければこんな感じかな。
でも山上レストラン(3100m)で食べたソーセージはうまかったなあ。

 スイスは九州ほどの小さな国、人口は765万人。
スイス語という言葉はなく、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の4つ、地方によって使う言葉は違うそうだ。



首都はベルン、街中は多くの旗、国旗の他にたくさんの州旗があり、ベルンは中央にクマの図。
石畳の道を路面電車や車が行き交う。

 あちこちに噴水があるが、日本の様に上に噴き上げるのでなく、コックのない蛇口みたいに流れ出るって感じ。
あいにくの雨ではあるが、こんな所をブラブラ歩くのもいいもんだ。



 ルツェルンのカペル橋は昔からある木の橋、屋根付きだ。
この橋から見える町並みは情緒があるね、水と建物のバランスがなんとも言えない。

 今回3ヶ国目はリヒテンシュタイン、聞いた事ない人がいるかも知れないが、南北24,6km、東西12,4km、くらいの広さ。
日本では少し大きな市という感じだが、れっきとした国連加盟国、もちろん国旗もある。
人口は約3万7千人、軍隊はなく、警察官が50人というのもユニークだね。



首都はファドーツ、ここで面白い自転車を見つけたよ。(写真、ベビーカー牽引)

 ドイツに入るとアウトバーンを走る、制限速度のない高速道路で、しかも無料。 しかしバスとトラックは100km制限だ。

ドイツは右側通行なので追い越し車線が左側、そこをビューンと車が通り抜ける、するとバスのドライバーさんが 「今のは150キロ位、200キロだとあっという間に見えなくなるよ」 だって。



 崖っぷちに建つノイシュバンシュタイン城、よくこんな所に建てたな、と思うが城主も少し変わっていたようだ。
ヨーロッパの城や宮殿は室内に壁画が多いという事も分かったよ。




 昔からの道、ロマンチック街道を走り、城壁の町ローデンブルグに着くと城門をくぐり抜けて中へ。
今もそのまま回りを城壁に囲まれているのは珍しい。
石畳の道、街中に教会や市庁舎などが並んでいる。

日本でも一時期流行った一気飲み、その元祖がここの市長さん、昔この町を敵の焼き討ちから守るために行ったそうだ。
今も時計塔のカラクリ時計に一気飲み人形として残されている。



 その他、ハイデルベルグ城(右写真)なども見学したが、4ヶ国を廻ってみて、こちらでは簡単に外国に行ける、って事が実感できた。
いちいち検問などもない、日本で言えば 「ここから県が変わりますよ」 という感じの標識が境、国同士が陸続き、国境の壁もない。

ドイツは高速料金はタダだがガソリン税が高いので隣の国へ買いに行く、なんて事もあるそうだ。 



ドイツはエコの国、脱原発を目指し、ソーラー、風力、水力発電(写真)などに力を入れている。

そうそう、やはりワインは3ヶ国共おいしかったよ、ビールもOK。 昼と夜の食事ごとに頂いた。
水も有料だから、ついついそちらに目がいっちゃうね。 安心して水道水が飲めるのはスイスだけ? (人により違います)

 今まで日本は「小さな島国」というイメージがあったが、ヨーロッパに比較すると大きい方。
今回の4ヶ国ではフランスが日本の1,5倍、ドイツも日本より狭い、人口では日本がずっと多い。
「今頃気付くなんて遅すぎる」、と思われるかも。

文化や習慣の違い、遠い国とも言えるが、だけど笑顔を見せれば笑顔が返ってくる、これは同じだった。
EUは今揺れ動いているが、シェンゲン協定の良い点などを活かし、これからも良い方向に進んで欲しいと願っている。
  


Posted by 風(ふう) at 00:53Comments(0)旅行、視察

2017年05月16日

妻に引かれてフランスへ


 成田を飛び立つと機体は太陽を追っかけ西へ西へ。
青い空と雲海、6時間経っても太陽は同じく左前方にある。
雲間に見える眼下の山は一面の雪景色、ロシア当たりかな → そしてパリへ到着。
妻は旅に行きたガール、僕は付いて行くメン、難聴男と方向オンチ女の2人3脚旅である。


 パリの町は街路樹、マロニエの白やピンク花が迎えてくれた。
ビルばかりかと思っていたら緑が多く、シャンゼリゼ通りもプラタナスの緑とビルが調和してきれいだ。




フランスと言えばエッフェル塔や凱旋門だが、あまりにも有名なのでちょこっと写真だけの紹介。


 ルーブル美術館も人の波、パリに住んでいる日本人ガイドさんの説明は分かりやすかったね。



ミロのビーナス、モナリザなど実物はさすがに迫力ある。
その他たくさんの展示物、美術マニアには魅力的な所だ。
日本だと人が多い時、トコロテン式に押し出されるが、ここはその気になればゆっくり見る事もできるそうだ。

美的センスの乏しい僕は「すごいなあ!」とは思うが細かい事はパス、それでも3時間かかったよ。(ただスリも多いのでご注意、年間パスポートで仕事?をするんだって)



 セーヌ川のクルーズはすてきだった、船上から見るエッフェル塔や町並み、「異国へ来たなあ」 と感じるね。(橋の上を走っているのは電車)






 夕食はエスカルゴ。
名前は知ってたがサザエ位大きい物と想像していたら日本のカタツムリていど、形はタニシに似ていて専用の挟みとフォークで身を取り出す。(写真の色写りが悪くごめんなさい)
まあ貝の一種という感じだね、味は好みによるが、バターとオリーブオイルで味付けしていてまずまず。
残ったタレをパンに付けて食べるとおいしい!



 3日目はヴェルサイユ宮殿、人も多いが、広さに圧倒された。
庭の池(写真)が奥行き1670m、その横に4つの森、そんなに距離があると思えないのは目の錯覚を応用した設計なんだって。




太陽王ルイ14世などが住んでいた所で、建物の中も、壁画や装飾でゴージャスだ。






フランスは日本よりひと月遅れの季節、郊外では菜の花畑があちこちに、オイルを取るだけでなくバイオエネルギーにも利用しているとの事。
さすがは農業王国だ。


 僕が今回一番印象に残ったのがモンサンミッシェル。(世界遺産)
ノルマンディー地方の大西洋に浮かぶ小さな島、岩山(高さ80m)の上に修道院を建てた(708年)。
最初は小さな建物だったが、500年かけ、岩の周囲にだんだん増やし大きくなって海面から180mとなった。


 巡礼の聖地、潮が引くと歩いて渡れるが、流れが速く流される人もいたと聞く。
命がけの巡礼だったそうだ。


イギリスとの100年戦争では要塞となり、不落を誇ったが、その後年貢の取り立てが厳しかったのか、地元農民の手によって攻められ滅びた。

長い歴史の中で、修道院、軍事要塞、監獄などと変わったが、建物はロマネスク(壁構造)からゴシック(柱構造)へと年代による建築法の違いも窺える。
(右写真、右側が城壁、中の低い所にはお店が並んでいる)


 周囲900m、修道女など住民20名の島に年間300万人が訪れる、でも上まで上がるのは100万人だって。
それは多くの階段、建物内は一人しか通れない巾の所もあり、たとえ体力はあっても大勢の渋滞になると時間的制約もあり登れないだろう。




僕らは近くのホテルで泊まり夜景も見れたし、朝一番での見学、おかげで全員が廻れたよ。

下りてきた頃、人数が増え混み始めた、ベテラン添乗員Oさんのスケジュールで正解。

 近年観光客が多くなり、陸路バスで行けるようにしてたが、ゴミや土が溜まって景観を損ね、2008年に橋(760m)を架けた。
今はシャトルバス(無料)を運行、このバスは前後に運転席があり、Uターンの方向転換せずにピストン式で走れる、面白いね。 


 因みにモンサンミッシェルの名前はモン(山)サン(聖なる)ミッシェル(ミカエル)、聖ミカエルの山という意味だそうだ。
建物の頂きに金メッキのミカエル像が輝いている。

 プーラールおばさんのオムレツも頂いた。
昔、遠くから来た巡礼、疲れた人に柔らかく胃に優しいオムレツが喜ばれ、有名になったとの事。
日本でいうお伊勢さんのうどんと由来が似ているね。
  


Posted by 風(ふう) at 23:30Comments(0)旅行、視察