2024年07月02日

姉を訪ねてソウルまでー1

 姉を訪ねてソウルまで。
フリーで行く方法もあるが、残念ながら言葉が通じない。
よってツアーに参加し、自由時間に逢いに行く事にした。

 高松空港からの出発プランを選んで申し込む。
ちょうど田植えの時期なので、それを終えてからになった。

 梅雨時期で雨の心配があったが、旅行中は雨に合わず良かったよ。
(その間、香川ではかなり雨が降ったそうだ)

 韓国も梅雨はあるのだが、日本ほどではないのかな。
やはり蒸し暑かったけどね。

姉を訪ねてソウルまでー1
 ところが、思わぬアクシデント発生。
仁川(インチョン)空港(写真)で入国審査後、同行の兄とはぐれ、探し回る羽目に。

現地のガイドさんにも話し、色々と交渉してもらうが上手くいかない。
いったん出ると中へ入れないのだ。

 係の人に探してもらうなど交渉していたら、兄が見つかり「やれやれ」
同じ旅行の参加者には迷惑をかけ、ごめんなさい。

みなさんに「見つかって良かったね」と言われ、ペコペコ頭を下げながら小さくなる始末だ。

 ガイドさんにもお手数をお掛けしたが、何とか出発でき、ホッとしたよ。
時間は遅くなったが、スケジュールに大きな支障もなく観光へ。

姉を訪ねてソウルまでー1

 川を挟んで北朝鮮との境にある鳥頭山展望台では北朝鮮の景色(写真、対岸側)も見える。



姉を訪ねてソウルまでー1



そこには国が南北に分断した悲しい歴史が・・・。

故郷が向こうにある人達はここの献花台(望拝壇、写真)に花を供え、先祖へのお参りをする。

姉を訪ねてソウルまでー1

 自由の橋(右写真)も今、閉ざされているが、民族の願いは南北の統一。
(特に北の出身者はその願いが強いようである)

 昔あった鉄道も今は少しだけ線路が残り、当時を偲ばせている。

 現代(ヒュンダイ)グループの創設者も北の出身なんだって。
靴磨きから始まり、バイク作り、そして車を手掛け、今の会社の基礎を築いたそうだ。

 北と南の統一、現状ではかなり難しいが、ドイツのように一つになれるといいね。


韓国は面積が約10万平方km、北海道と岩手県を合わせたより少し広い程度。
人口は5千万人。

そしてソウルに1千万人、東京の3分の1の面積だから、超過密って感じだなあ。
また、車社会であり日本と逆の右側走行、道は片側3~5車線と広くとっている。
一般道の制限速度は70km、ドンドン走るね。

 それでも朝夕は渋滞で思うように動けないのが現状。
僕らも渋滞にあいノロノロ運転、予定がずれる有様だ。

 最近はEV車が5%以上になっているようだ。
日本はまだ1%程度だから遅れているね。

姉を訪ねてソウルまでー1
 僕らが泊まったホテル前は片側5車線、中央はバス専用線で、乗り場には数分おきにバスが停まる。
ソウル市内は地下鉄よりバスの方が便利なようだね。

 道路の両サイドは街路樹を植えていて、緑地帯も多く感じが良い。
防音と空気清浄の役もしているのだろう。

 自慢にはならないが、韓国は少子化が世界一。
夫婦の出産率0,7人、政府も対策をとっているが効果は出ていないらしい。
日本もそうだが、こちらはそれ以上だね。

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 土地が狭い事もあり、マンションが多い。
ソウルの地価は高いところで坪1200万円だって。

最近は30~40階建てマンションが増えている。
地震がほとんどないらしい。

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 2日目は世界遺産の水原(スウォン)華城へ。
周囲が6kmという広い敷地で昔の王国の中心地。


姉を訪ねてソウルまでー1



 外周に城壁があり、壁の穴から銃や石で敵を迎え撃つ。
形は違うが、日本の城と似ているところがあるね。
(右写真は城門)

 広いので要所ごとにバスで移動しながら、中を歩き説明を受ける。

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 同じく世界遺産の晶徳院
先祖をお祀りしている所。



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 建物は寺院風で、彩色は青っぽい色が多く、落ち着いた雰囲気だね。

ちょうど演舞の時間で、昔の武器を使って披露していたよ。

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 台所(左写真)もあり、チャングムの写真を置いていた、ここでロケをしたのかな。
(あのドラマは良かったなあ)


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 そして広蔵市場(日本のアメ横商店街みたいな所)も寄ってみる。

ある店に入ると日本語が話せる若い女性(店員)がいてビックリ。
親しみを感じたよ。

空港では言葉が通じなかったもんね。
「もう少し日本語の分かる職員を配置してほしい」と思ったくらい。

 夕方になるとソウルタワーで景色と夜景を見るが、次のお楽しみ。
よければ見てね。


 おまけ、韓国の料理。

 僕は料理のことは詳しくないので普段ブログには出さないが、外国って事もあり少しだけ書いてみる。
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 初日に食べたのは、「プルコギ」
(左写真)
日本のすき焼きに似た感じでおいしかったよ。  


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 次においしかったのが「あわび粥」
(右写真)
さっぱりした味で疲れた胃に良いと思うね。

 「カルビ」は10年ほど前に来た時、おいしかったが今回は今一って感じ。

「ソルロンタン」、大きな器のスープにごはんやキムチなど好きなものを入れたり、別々に食べたり自分なりの食べ方で。
味の調節が自分で出来るのが良いね。

 あとは「参鶏湯」、鶏を煮込んだような感じ、
「カッタルビ」、僕には少し辛かったなあ。

 毎回出るのがキムチ。
韓国にはキムチ専用の冷蔵庫があるからね。

 こうして異国の料理を味わうのも旅の楽しみになる。
口に合うかどうかは別にして、ひとつの思い出作りかな。

 
 
 

 
 
 


 



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