2012年11月23日
九州秋色巡り
「九州へ行ってみたい」
妻の要望を受け秋色巡りの旅をする。
八幡浜から別府へ渡ると湯布岳の頂き付近には雪。
山を越えた深耶馬渓は紅葉の見頃でかなりの人出だった。
あざやかなモミジと対岸の岩、一目八景と呼ばれている。
「いい色やねえ」 この色は平地ではなかなか出ないんだなあ。
そしてバスは九重、夢の大吊り橋へ。
高さ173m、長さ390mは人道用として日本一とのこと。
僕はゆらゆら揺れる祖谷のかずら橋状と想像していたが、しっかりした造り、ワイヤーもかなり太い。
高所恐怖症の妻も怖がらずに渡ったくらいで、人が歩く所はコンクリート状の板、道巾も150cm程あり、中央にグレーチングのように下が見えるヶ所がある。
しかしそこを見ながら歩いている人はいない、みんな周囲の景色を見てるから。
標高733mの所にあり、橋の中央に行くと震動の滝(男滝)(写真)や女滝も見える。
あいにく時間的に遅くなり、日が傾きだしていたが、明るく日が差していればもっときれいだっただろう。
遠望の山々も見えいい景色だ。
僕はこんな景色が好きだ。
煙と○○は高いところに上がると言うからねえ。
ここは天空の散歩道ともいわれている。
雪は山頂近くだけ、と思っていたら、やまなみハイウェイでは道沿いに雪が残っている。
九州はあったかい、というイメージがあるだけに、「はや雪が降ったの」 みんなも驚いていた。
(阿蘇の外輪山、麓に霞が白くたなびく)
阿蘇の外輪山に囲まれた、内牧温泉でゆっくりと休み、翌日は高千穂峡へ。
(高千穂峡に架かる、大正、昭和、平成にできた3つの橋)
川沿いの道を下り、渓谷を楽しむ。
この渓谷はモミジは多くないが、岸の岩など見応えがある。
真名井の滝は九重の震動の滝とともに日本の滝百選に選ばれている。
ボートでそばまで行け、見上げると壮観と聞いたが時間不足で残念ながらパス。
阿蘇ファームランドから見た阿蘇山(火口のある山)
阿蘇の山々と温泉の湯煙り、高原一帯に広がるススキ、四国では見られない景色が旅情をさそう。
(山頂付近の積雪)
今まで長い間僕を支えてくれた妻へのささやかなプレゼント。
妻の笑顔がお返しとして戻ってきた。
天候に恵まれたことにも感謝、いい旅ができたよ。
Posted by 風(ふう) at 23:04│Comments(0)
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